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とある平凡な社会人によるメモの集積

Linda Sieg, "Japan protests against U.N. expert's queries on bill to fight terrorism," Reuter, 22 May 2017.

www.reuters.com

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The content of the May 18 letter from Cannataci was "clearly inappropriate and we strongly protested," Suga said.

 英語版のロイターの記事ではこれだけしか言及されていないが、日本版の記事では、

官房長官は「特別報告者という立場は独立した個人の資格で人権状況の調査報告を行う立場であり、国連の立場を反映するものではない」と強調。「プライバシーの権利や表現の自由などを不当に制約する恣意的運用がなされるということはまったく当たらない」との見方を示した。

との言及がある。国連の特別報告者(U.N. special rapporteur)の勧告が、どれだけ法的拘束力を持つのか、確かに微妙なところであると思われる。

The protest by Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga drew a stiff rejoinder from Joseph Cannataci, U.N. special rapporteur on the right to privacy, who blasted Suga's comments as "angry words" with "no substance" in an email to Reuters.

 日本版の記事にはないが、英語版ロイターの記者(Linda Sieg)が取り上げているように、菅官房長官の批判が、単なる怒りの言葉でしかなく、中身がないということがなによりの問題である。勧告を批判しようにも、そもそも法案の規定自体が非常に空疎(ゆえに危険)かつ恣意的なものであり、かつ日本の国会での説明やメディアへの説明は論理などなくとも通用してしまうことが、国連の特別報告者とのコミュニケーションを通じて改めて認識される。